雑記

釧路湿原はどんなとこ?おすすめ観光時期・アクセスや楽しみ方を紹介!


https://www.env.go.jp/park/kushiro/point/index.htmlから引用

「釧路湿原」は北海道東部に位置する日本最大の湿地帯で有名ですが、実際に行ったことがないとどんなところなのかわからないですよね。

釧路湿原がある釧路湿原国立公園は釧路川やその周辺の支流からなる約2万8千ヘクタールの広大な湿地帯で、タンチョウやシマフクロウなどの貴重な生息地となっています。

昭和55年に後世に残すべき湿地帯ということでラムサール条約に登録され、その後国立公園に指定されました。

今回はそんな釧路湿原の成り立ちやアクセス方法、おすすめ観光時期などの基本情報や釧路湿原での楽しみ方について紹介していきます!

釧路湿原の基本情報

成り立ち

約2万年前に氷河時代が終わり、気温の上昇に伴い海面が上昇すると、現在の釧路湿原がある場所は海に沈んでしまいました。

その後海面が少しずつ下がり再び陸地が姿を現し、長い年月を経て約3000年前に現在の釧路湿原の姿になります。

陸地から徐々に水が引く際、堆積した泥や土がやがて湿地帯になり、土地の窪みに取り残された水が現在釧路湿原にいくつかある湖へとなりました。

釧路湿原は起伏が少ない平らな土地で、東西に最大約25キロメートル、南北に最大約35キロメートルの広さで、湿地帯全体を丘陵・台地に囲まれており、湿原中央を蛇行しながら南北に貫く釧路川、湿原東側に塘路湖、シラルトロ湖、達古武湖 など、海面下降の際にできた湖があります。

アクセス

釧路湿原は釧路市、標茶町、鶴居村、釧路町の4つの市町村にまたがって立地しています。

釧路湿原は広大なので湿原内のどこに行くかで所要時間やアクセス方法は変わります。

各都市からのアクセス方法・所要時間はこちらを参照           (釧路湿原国立公園連絡協議会HP)

おすすめ観光時期

釧路湿原のおすすめ観光時期は4月~10月です。
特に7月~8月の夏場時期がおすすめです!

釧路湿原といえば青々とした草木が広がる広大な風景を想像するのではないかと思います。

気候も夏場の時期で20℃前後と過ごしやすく、この時期人気のカヌーなどのアクティビティ体験もできるのでおススメは夏場の時期といえます。

ただし釧路湿原国立公園は1年を通して開放されていますので、冬場に訪れることもできます。

冬場は気温もマイナスになり、雪で歩行が困難になるので観光にはあまり向いていないかもしれませんが、一面真っ白になるこの時期特有の景色を観たり、湖でワカサギ釣りなどを楽しんでみるのもいいかもしれません。

おすすめ観光スポット


https://www.env.go.jp/park/kushiro/guide/view.htmlから引用

釧路湿原国立公園はとても広大です。
計画的に回りましょう!

釧路市湿原展望台


https://www.env.go.jp/park/kushiro/guide/view.htmlから引用

釧路市湿原展望台は釧路湿原国立公園の西側に位置します。

建物内には釧路湿原のジオラマや釧路湿原の成り立ち、生息する動植物などのパネルが展示されている他、展望室や屋上から湿原や遠方に広がる釧路の街並みを一望することができます。

所在地

釧路市北斗6-11
釧路駅から車で約30分

入館料

大人    470円
高校生   250円
小・中学生 120円

開館時間

5月~10月  8時30分~18時00分
11月~4月 9時00分~17時00分
(12月31日~1月3日は休館日)

アクセス

釧路駅から車で約30分

阿寒バス(鶴居線・幌呂線)湿原展望台バス停から徒歩1分

コッタロ湿原展望台


http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/tenbou/kottaro/から引用

コッタロ湿原は釧路湿原国立公園の北部に位置し、コッタロ川や無数の小さな沼が点在する様子を見ることができます。

釧路市街地から遠いこともあり観光客があまり訪れないため、自然をより感じることができます。

所在地

川上郡標茶町コッタロ

入場料

無料

開放時間

24時間年中開放

アクセス

標茶町字塘路市街地から国道391号線を北上し、途中道道1060号線に入りしばら行くとあります。

塘路市街地より車で約15分
JR釧路駅より車で約50分
釧路空港より車で約1時間

夢ヶ丘達古武歩道・夢ヶ丘展望台


http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/sansaku/yumegaoka/から引用

夢ヶ丘展望台・夢ヶ丘達古武歩道は釧路湿原国立公園の東部に位置します。

達古武湖の畔にある達古武オートキャンプ場から湿原の中を歩くことができる遊歩道(夢ヶ丘達古武歩道)が整備されており、その先に釧路湿原を一望できる夢ヶ丘展望台があります。

湖の畔にはキャンプ場以外にもカヌー乗場が設けられており、カヌーも体験することができる他、7月~8月にかけてホタル鑑賞が楽しめるスポットとして有名です。

遊歩道を歩いていくとミズバショウの群生林が現れ、小高い丘を上った先にある展望台からは達古武湖や釧路川、JR釧網本線の線路などが一望できます。

夢ヶ丘達古武歩道マップ
http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/sansaku/yumegaoka/から引用

所在地

釧路郡釧路町字達古武

入場料・開放時間

無料・24時間年中開放

アクセス

釧路市街地から国道391号線を北上し、途中町道を左折し達古武オートキャンプ場へ向かった先に展望台へ続く遊歩道があります。

釧路市街地から車で約40分

展望台付近にはJR釧網本線の細岡駅がありますが、地図を見るかぎり展望台へ続く道がないのでJRでは行けないと思われます。

細岡展望台


http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/tenbou/hosooka/から引用

釧路湿原の東側に位置する展望台です。

展望台からは雄大な釧路川や一面に広がる釧路湿原を見ることができます。

また、この展望台は夕日をきれいに見ることができる展望台として有名です。

天気が良い日は赤く染まった太陽に湿原が照らされ、幻想的な風景を楽しむことができます!


所在地

釧路郡釧路町字達古武22番

入場料・開放時間

無料・24時間開放

アクセス

釧路湿原駅から徒歩で約10分 
釧路駅から車で約40分 
釧路東ICから車で約25分

釧路市丹頂鶴自然公園



タンチョウは釧路湿原に一年中生息していますが、夏場は産卵・子育てを行うため人目に触れることはあまりありません。

夏場にタンチョウを観るならタンチョウの観察施設に行きましょう。
釧路湿原からややはずれますが、釧路市丹頂鶴自然公園は夏場でもタンチョウを観ることができます。

釧路市丹頂鶴自然公園はタンチョウの保護・増殖を目的にした施設で、施設内に放し飼いにされた、自然界に生きるタンチョウを真近で観ることができます。

冬場なら越冬を目的に多数のタンチョウが釧路湿原にやってきます。
給仕施設などに行くと餌を目的に多数のタンチョウを観ることができるので、夏場より簡単にタンチョウを観ることができます。

タンチョウマップ
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/doutoudou/miryoku/miryoku02.htmlから引用

所在地

釧路市鶴丘112

入場料

高校生以上 470円
小・中学生 110円

開園時間

4月10日~10月14日 9:00~18:00
10月15日~4月9日    9:00~16:00

アクセス

釧路市街地から国道240号線を北上した先にあります。

 
釧路市街地から車で約40分
バス(阿寒バス 鶴公園前で下車)で約1時間

くしろ湿原ノロッコ号



釧路湿原ノロッコ号は釧路湿原内を釧路川に沿って走ります。

途中の釧路湿原駅では実際に湿原に降りることもできます。


ストリートビュー画像↑

とても趣のある駅舎ですね。

この駅の近くに細岡展望台がありますので、ここまで来たらせっかくなので行ってみまよう!

釧路湿原駅から細岡展望台までは約200メートルほどです。

運行日程

運行日程はこちら(JR北海道公式HP)

詳しくはJR釧路駅(0154-22-4314)までお問い合わせ下さい。

まとめ

今回は北海道東部に位置する釧路湿原の基本情報やアクセス方法・おすすめ時期・楽しみ方について紹介してきましたがいかがでしたか?

ここでは紹介できませんでしたが、夏は釧路川を下るカヌー体験、冬は塘路湖でワカサギ釣りなど、楽しみ方は他にもあります!

是非あなたに合った楽しみ方を見つけてみてください!

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