皆さん、ロードバイクは何で構成されているかご存知ですか?
大きく分けてフレーム、コンポーネント、ホイール、タイヤ、ハンドル、ステム、ペダル、サドル、シートピラーなど色々あります
その中でも重要なのがコンポーネントとフレームです
フレームはなんとなくわかるかと思いますが、コンポーネントって何でしょう?
今回は初心者の方がロードバイクを選ぶ際の参考にしていただくため
「ロードバイクの選び方とは!?コンポーネント・フレーム編」ということで書いていきたいと思います!
目次
ロードバイクの選び方とは!?
1 コンポーネント
一般的にロードバイクのコンポーネントと呼ばれるものは7種類あります
ブレーキ
フロントディレーラー
リアディレーラー
クランク
スプロケット
+
チェーン
ボトムブラケット(外からは見えない)
の7種類です
またコンポーネントにもメーカーが存在します
世界3大メーカーと言われているのが
日本のシマノ
イタリアのカンパニョーロ
アメリカのスラム
です
日本で主流なのはシマノになりますので、以下シマノのコンポーネントについて書いていきます
コンポーネントにはグレードがあります
シマノの場合上位グレードから
デュラエース
アルテグラ
105
ティアグラ
ソラ
クラリス
ターニー
の7種類になります
グレードの違いは主にパーツの精度、強度、軽さです
上位グレードのデュラエースなんかはプロ用のコンポーネントだと考えていただいて結構です
過酷な状況下やプロの並外れたパワーに耐えられるように高強度でありながらコンマ1秒を争うレースで勝つために極限まで軽量化されています
初心者の方がいきなりデュラエース搭載のバイクを購入しても問題ありませんが、完成車で50万円以上するものですし、ハードルが高すぎるでしょう
逆に安価なロードバイクにはクラリスやソラなどが搭載されています
普段使いには問題ないレベルですし、もちろんレースに出ることもできます
決して粗悪品というわけではありませんが、レースに出場するのであればあまりオススメはしません
安価なコンポーネントは上位グレードに比べて変速性能やブレーキの制動力などが劣ります
またティアグラ以下のコンポーネントはリアのギア枚数が上位グレードの105以上と異なります
リアのギア枚数は
105以上は11枚
ティアグラは10枚
ソラは9枚
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・
となっています
ギヤの枚数が多い方が路面状況や勾配に応じて適正なギヤを選択することができるので、ケイデンスを一定に保ちやすいですし、長距離を走ると疲れにくくなるメリットがあります
また後々コンポーネントをアップグレードする際、互換性の問題でアップグレードできない可能性があります
なので予算に余裕があるのでしたら105以上をオススメします!
2 フレーム
現在ロードバイクのフレームに使用されている素材は主に
クロモリ
アルミ
カーボン
チタン
の4種類となっています
まずはそれぞれの素材の特徴を見ていきましょう
クロモリフレーム
90年代まで主流となっていたフレーム
クロモリとは鉄のことで、重さはあるがその分丈夫で耐久性が高い
耐久性が高い分長く乗り続けることが可能
伸縮性が高く乗り心地が良いとされ、現在でも敢えて好んで乗る人も一定数存在する
強度が高い分、アルミやカーボンフレームに比べてフレームが細い
価格が安い
レースには向かないが、長距離をのんびり走りたい人にはオススメ
アルミフレーム
カーボンフレームと並んで、現在主流のフレーム
主に低価格帯のバイクに多く使用されている
アルミ素材は強度が低く、フレームの形状で強度を生み出す必要があり、フレーム形状を自由に設計することが難しい
素材自体は軽量だが、素材の伸縮度が低いため振動吸収性が悪く、ロングライドには向かない
伸縮度が低いため、剛性が高くパワーロスが少ないメリットもある
カーボンフレーム
現在のロードバイクの主流
軽量でありながら強度が高く、かつ振動吸収性に優れ、長時間乗っても疲れにくい
アルミフレームと比べて高価だが、最近は10万円代で購入できる完成車も販売されている
チタンフレーム
とにかく高価
チタン素材は高価であり、大量生産が出来ないため、オーダーメイドで設計されることが多い
重量面でカーボンフレームに劣るが、耐久性に優れ、振動吸収性が高くて乗り心地がよいとされている
以上がそれぞれの特徴です
初心者の方はとりあえず現在主流なアルミ、カーボンフレームを選択すればいいと思います
上記の特徴はあくまで一般的にそのような特徴があると言われている程度ですので初心者の方であればそこまでこだわる必要はありません
私も最初は10万円のアルミロードを購入し、数年後カーボンロードに乗り換えましたが、乗ってみてそこまで劇的な差は感じませんでした笑