ロードバイクに限らず、夜間の自転車走行に欠かせないアイテムが今回紹介する『テールライト』です。
自転車は車道走行が原則になります。
無灯火で走行していて車に追突されれば運が良くても大怪我ですし、車のドライバーにも迷惑を掛けてしまいます。
そのため、夜間や見通しの悪い雨天時では、自己の存在を後方へアピールするためのテールライトが必要になります。
そこでこの記事では、
- テールライトの必要性やテールライト選びのポイント
- オススメのテールライト10選
- 装着位置ごとの個人的なおすすめテールライト
などについて紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
テールライトは命を守る!
テールライトはあなたの命を守る重要なアイテムです。
夜間を走行するならフロントライトはもちろん、テールライトについても必須アイテムと言っても過言ではありません。
ライトを点灯していなかったがために、他人に迷惑を掛けてしまったり、交通事故に遭ってしまったりすることもあります。
以下では
- テールライトはナゼ必要?
- テールライトは常時点灯が望ましい!点滅ライトのみはNG
- テールライトは赤色がルール
と題して、テールライトの重要性についてそれぞれ解説していきます。
テールライトはナゼ必要?
テールライトは、自分の存在を後方から接近してくる車や自転車にアピールし、交通事故を防ぐために重要なアイテムです。
暗闇の中でもフロントライトさえあれば走行に支障はありませんが、後方から接近してくる車や自転車はあなたの存在がわかりません。
繁華街のような比較的明るい場所であれば、車のドライバーはあなたの存在を認識できるかもしれませんが、街灯のない田舎道では、車のドライバーもこんな暗闇をまさか自転車が走っているなんて思わないでしょう。
あなたの命を守るため、そして周囲に迷惑を掛けないためにも、テールライトは必ず装着しましょう。
テールライトは常時点灯が望ましい!点滅ライトのみはNG
テールライトに限らず、フロントライトについても言えることですが、昼夜を問わず常時点灯しておくのが望ましいです。
昼間でも点灯させておいた方が周囲へのアピールになります。
交通事故に巻き込まれるリスクを少しでも軽減するためにも、ライトは日頃から前後とも常時点灯させておくクセを付けておくといいですね。
また、フロントライト・テールライトには点灯モードと点滅モードがあります。
2灯態勢で片方を点灯モード、もう片方を点滅モードで走行する分には問題ありませんが、点滅モードのみでの走行は道路交通法で禁止されています。
点滅モード1灯で走行するなら、別途、リフレクターを装着する必要がありますので、一応覚えておきましょう。
テールライトは赤色がルール
テールライトは道路交通法で赤色と決められています。
間違ってもフロントライトをリアに取り付けたり、テールライトをフロントに取り付けたりしてはいけません。
時々、テールライトをフロントに取り付けている人を見かけますが、危険ですので絶対にやめましょう。
暗闇の中ではライトの明かりのみしか認識できません。
車や自転車のドライバーは、前方に見えるライトの色が赤色なら自車と同方向へ進行していると判断するでしょうし、逆に白色なら対向から進行してくるものと判断します。
もし、あなたが仮に、赤色のテールライトをフロントに取り付けてしまえば、対向車からすると自車と同方向へ進行しているはずなのに、ものすごい勢いであなたが接近してくることになり、正面衝突の危険があります。
フロントライト・テールライトは正しい場所に装着しましょう。
テールライトの選び方
続いて、テールライトの選び方について
- おすすめメーカーは?
- どのくらいの価格がオススメ?
- どのレベルの防水性能が必要?
- どんな種類がある?
- 電池式タイプor充電式タイプ
- テールライトの取り付け位置は3箇所
と題し、それぞれ解説していきます。
おすすめメーカーは?
ライトで有名なメーカーを10個挙げてみました。
どのメーカーが一番優れているとかはありませんが、メーカーによって特徴がありますので、ご自身の使用方法に合ったものを選べばいいかと思います。
CATEYE(キャットアイ)
自転車向けライトとして、真っ先に思い浮かぶメーカーといえばCATEYE(キャットアイ)ではないでしょうか。
キャットアイは信頼の日本ブランドで、ライトの他にサイクルコンピューターを製造していることでも有名です。
安価なモデルから1万円を超える高価なモデルまで幅広く存在し、品質は申し分ないです。
ライト選びで迷ったらキャットアイを選択すれば間違いないですね。
KNOG(ノグ)
KNOG(ノグ)はオーストラリアの自転車パーツメーカーです。
デザインメーカーから生まれたメーカーということで、ノグのライトは他ブランドと比較してみると、見た目が個性的なのが特徴です。
また、シリコン製ベルトを一早く採用したメーカーでも知られています。
変わったデザインのライトが欲しいという方にオススメのメーカーだと思います。
LEZYNE(レザイン)
LEZYNE(レザイン)はアメリカの自転車総合ブランドです。
ライト以外にも様々な自転車関連アクセサリを製造しています。
美しいデザインと機能性に優れたメーカーでありながら、耐久性にも定評があります。
OLIGHT(オーライト)
OLIGHT(オーライト)は中国のライトブランドです。
自転車向けライト以外にも、様々な環境下で使用可能な懐中電灯やヘッドライトなど、高性能な照明器具を製造しています。
デザインも洗練されたオシャレなものが多い印象です。
GACIRON(ガシロン)
GACIRON(ガシロン)は2012年に中国で誕生した自転車用ライトの専門メーカーです。
ブランドとしての歴史は浅いですが、高品質なライトを低価格で販売しており、コストパフォーマンスに優れたメーカーといえます。
GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)
GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)は、株式会社マルイのオリジナルブランドになります。
ライト以外にも、サドル、タイヤ、バーテープ、ペダルなど、ありとあらゆる自転車関連パーツを揃えています。
ライトはコンパクトなものが多く、セカンドライトとして使用するのに向いている印象です。
Panasonic(パナソニック)
続いて、安心安全の日本ブランドであるパナソニック製のライトです。
パナソニック製のライトは、シティサイクルに取り付けている方を多く見かけますが、テールライトに関してはロードバイクでも使用している方を多く見かけます。
デザイン性を追求する方には向かないかもしれませんが、シンプルな作りと使い勝手は申し分ないです。
TOPEAK(トピーク)
TOPEAK(トピーク)は、自転車大国台湾のメーカーです。
トピークといえばサドルバッグというイメージが強いですが、ライトについても製造しています。
サドルバッグの他には、携帯工具、キャリア、サイクルコンピュータなどが有名で、自転車関連アイテムの総合メーカーといった印象です。
GENTOS(ジェントス)
GENTOS(ジェントス)は日本の懐中電灯メーカーで、白色LEDを一早く懐中電灯に搭載したことで知られており、現在、日本のLEDライト界でトップシェアを誇っています。
ジェントスといえば小型懐中電灯のイメージが強いですが、自転車用ライトも数多く販売されており、しかもコストパフォーマンスに優れたメーカーとしても有名です。
Bike guy(バイクガイ)
Bike guy(バイクガイ)は、日本の株式会社ユニコが独自開発したオリジナルブランドになります。
今となっては当たり前ですが、LEDミニライトやディスプレイスタンドなどは、このブランドが世界に先駆けて商品化しました。
ユニークなデザインと実用性の高さに優れたメーカーです。
どのくらいの価格がオススメ?
テールライトは安いモデルであれば1000円くらいから販売されており、高いモデルであれば1万円を超えるモデルも存在しますが、個人的にはあまりにも高価なモデルは必要ないと思います。
ライトの性能によって走行に影響が出るフロントライトであれば、安価なライトを選択してしまうと役不足に陥る可能性がありますが、テールライトに関しては後方の車や自転車に自分の存在をアピールできる程度の光量があれば十分です。
1000円程度の安価なテールライトでも、周囲に自分の存在をアピールすることは十分可能です。
比較的安価なモデルの中で、個人的にオススメする価格帯は2000~3000円です。
この位の価格帯であれば、必要最低限の機能が備わっているのはもちろん、デザインの選択肢も豊富です。
また、テールライトは走行中視界に入らないので、気づいたら落下して紛失・・・なんていうことが起こりえます。
こうしたリスクを考慮する意味でも、3000円以下のモデルがオススメです。
どのレベルの防水性能が必要?
防水性能の基準として、防水性能を表す国際規格『IPX』という指標があります。
IPXには9段階の防水レベルがあり、IPX0~IPX8で表されます。
詳細はコチラ↓
IP規格・防水保護構造及び保護等級表
数字が大きくなればなるほど防水性能が高いということになります。
自転車向けライトの防水レベルは、IPX4~IPX5程度が一般的とされています。
↑の表によると、IPX5とは・・・
いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
とされており、雨天での使用にも十分耐えうる防水レベルということになります。
よって、ライトを選ぶ際はIPX5以上が望ましいですね。
ですが、IPX8(水に入れても問題ないレベル)でも、雨天使用で壊れたという例もあります。
なので、雨天で使用する場合は、少なからず故障するリスクがあることを前提に使用した方がいいです。
電池式タイプor充電式タイプ
自転車向けライトには、主に電池式タイプと充電式タイプがあります。
最近ではUSBによる充電式が一般的になりつつありますが、それでも乾電池やコイン電池を使用するライトも存在します。
それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
① 電池式タイプ
電池式ライトは、充電する必要がなく、シンプルで使いやすいのが特徴です。
以下は、電池式ライトのメリット・デメリットです。
メリット
- 充電する手間、充電忘れの心配がない
- 電池はどこでも手に入る
- 充電式よりも連続使用可能時間が長い
デメリット
- 電力消費が大きいライトの場合は電池代がバカにならない
- 電力消費が少ないライトであっても、長い目で見るとコストが掛かる
- 電池を交換した時にゴミが出る
- 電池の分だけ重くなる
充電が煩わしくて面倒くさい、ライトの使用頻度が少ない、とにかくシンプルな使い勝手を求めたい、とい方は電池式がオススメです。
もし電池式のライトが好みなら、全てのライトで電池のサイズを統一すると、電池の使いまわしができるので便利です。
② 充電式タイプ
充電式ライトは、電池を交換する必要がないため経済的なのが特徴です。
以下は、メリット・デメリットです。
メリット
- 電池代が掛からない
- 電池のゴミが出ない
デメリット
- 充電場所を確保できないロングライドでは、予備バッテリーが必要
- 電池式に比べて連続使用可能時間が短い
ランニングコストを抑えたい、電池を買いに行くのが面倒くさい、ライトの使用頻度が高い、という方は充電式ライトがオススメです。
テールライトの取り付け位置は3箇所
テールライトの主な取り付け位置は、シートポスト、シートステイ、サドルバッグの3箇所あります。
① シートポスト
最もポピュラーな取り付け場所です。
シートステイに比べて取り付け位置が高いため、車のドライバーからの視認性も良好です。
② シートステイ
シートステイにテールライトを取り付けている方も多いです。
ただし、クロモリフレームのような細いシートステイには取り付けできない場合もありますので、注意が必要です。
③ サドルバッグ
サドルバッグにはテールライトの取り付けループが設けられています。
サドルバッグに取り付ける場合は、サドルバッグに取り付け可能なテールライトを選ぶようにしましょう。
ロードバイク向けテールライトおすすめ10選!
OLIGHT(オーライト)SEEMEE30
重量 | 24グラム |
明るさ | 最大30ルーメン |
防水レベル | IPX6 |
連続使用可能時間 | 点灯モード:30ルーメン(2時間) |
充電式or電池式 | USB充電式 |
装着可能場所 | シートポスト、シートステイ(シートステイの太さによっては厳しい?) |
オートライト機能はありませんが、3つの点灯モード(HIGH、MID、LOW)と3つの点滅モードが備わっており、連続使用可能時間は、点灯(HIGH)モードで約2時間、点灯(LOW)モードで9.5時間、点滅モードで最大40時間使用可能とのことです。
シンプルなデザイン、IPX6の防水性能、リーズナブルな価格など、トータル的に判断して優秀なテールライトだと思います。
キャットアイ(CAT EYE)セーフティーライト WEARABLE X CLIP-ON LIGHT 充電式 544-2601 SL-WA100
重量 | 16.5グラム |
明るさ | |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | 点灯(HIGH)モード:約1時間、点灯(LOW)モード:約10時間、点滅モード:約30時間 |
充電式or電池式 | USB充電式 |
取り付け可能場所 | シートポスト、サドルバッグ |
オーソドックスなデザインですが、2つの点灯モード(HIGH、LOW)、4つの点滅パターンが備わったモデルです。
ライト本体が薄くてコンパクトで、取り付け・取り外しも工具不要で大変便利です。
シートポストやサドルバッグ以外にも、バックパックやヘルメット(モデルによる)にも取り付け可能ですので、幅広い用途で使用可能です。
パナソニック(Panasonic) LEDスポーツかしこいテールライト NSKR603
重量 | 58グラム(電池重量含む) |
明るさ | |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | 点滅モード:約150時間、点灯モード:約50時間 |
充電式or電池式 | 電池式(単4電池×2) |
取り付け可能場所 | シートポスト、シートステイ |
光センサー、振動感知センサーが搭載されたモデルになります。
走行中に暗くなると自動で点灯してくれるのはもちろん、自転車から降りて振動がなくなると、自動で消灯してくれる大変便利なモデルになります。
名前のとおり、まさに『かしこいテールライト』になります。
また、点滅モードで150時間使用可能という点についても、電池代が節約できて非常に嬉しいですね。
シンプルで使いやすく、コストパフォーマンスにも優れた優秀なテールライトだと思います。
ENFITNIX テールライト
重量 | |
明るさ | |
防水レベル | IPX5 |
連続使用可能時間 | 点灯モード:10時間、点滅モード:30時間 |
充電式or電池式 | USB充電式 |
取り付け可能場所 | シートポスト、サドル下 |
自転車が動き出すと自動で点灯するほか、ブレーキを感知すると最高輝度で点灯して後方車両に減速を知らせることができたり、バッテリー残量が少なくなるとバッテリーランプが点灯したりと、めずらしい機能が搭載されたテールライトです。
オートライト機能が付いているので、ライトを点け忘れたり、消し忘れたりすることがないので便利です。
Gaciron(ガシロン)W10 自転車用リアライト
重量 | 34グラム |
明るさ | 点灯モード(2ルーメン)、点滅モード(5ルーメン・2ルーメン) |
防水レベル | IPX5 |
連続使用可能時間 | 点灯モード(2ルーメン):4時間、点滅モード(5ルーメン):8時間、点滅モード(2ルーメン):24時間 |
充電式or電池式 | USB充電式 |
取り付け可能場所 | シートポスト |
余計な機能が付いていないオーソドックスなモデルでありながら、スタイリッシュなデザインを追求したテールライトです。
最低限の防水性能(IPX5)が備わっているほか、使用可能時間についても普段使いには十分だと思います。
ブルべなどの長時間ライドには少々厳しいかもしれません。
ziyueセーフティーライト
重量 | 14グラム |
明るさ | 50ルーメン |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | 点灯モード:4時間、点滅モード:12時間 |
充電式or電池式 | USB充電式 |
取り付け可能場所 | シートポスト、シートステイ |
点灯モード(4時間)と3つの点滅モード(最大12時間)が備わっているほか、50ルーメンの輝度は想像以上に明かるいです。
余計な機能は一切ついていないシンプルな構造で使い勝手は抜群です。
このクオリティで価格が1000円以下なら買いですね。
キャットアイ(CAT EYE)セーフティライト RAPID mini
重量 | 21.5グラム |
明るさ | 最大25ルーメン |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | 点灯モード:約3時間、点滅モード:約30時間 |
充電式or電池式 | USB充電式 |
取り付け可能場所 | シートポスト、サドルバッグ(別売りパーツが必要) |
点灯モード(3時間)と3つの点滅モード(最大30時間)が備わっています。
オートライト機能などが備わっていないシンプルなモデルになります。
防水レベルについては記載されていませんでしたが、Amazonレビューに『間違えて洗濯機で洗ってしまっても壊れなかった。』とありましたので、優れた防水性能であることが伺えます。
また、別売りのパーツ↓を使えばサドルバッグにも装着可能です。
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5 リア用
重量 | 41.8グラム(電池重量含む) |
明るさ | |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | 点灯モード:約60時間、ラピッドモード:約120時間 |
充電式or電池式 | 電池式(単4電池×2) |
取り付け可能場所 | シートポスト、シートステイ、サドルバッグ |
発行パターンは、点灯モード(約60時間)、点滅モード(約90時間)、ラピッドモード(約120時間)の3パターンあります。
昔ながらの電池式ではありますが、使用可能時間が点灯モードで約60時間であり、電池の持ちは良好です。
たまにしか使用しないなら電池代もほとんど掛からないです。
装着可能場所はシートポストやシートステイはもちろん、付属のパーツを使用すればサドルバッグにも装着可能です。
Amazonのレビュー数が圧倒的に多く、テールライト選びで迷ったら、コレを選べば間違いないです。
KNOG (ノグ)自転車ライト
重量 | 34グラム |
明るさ | 最大100ルーメン |
防水レベル | 完全防水 |
連続使用可能時間 | 点灯モード:2.5時間、点滅モード:55時間 |
充電式or電池式 | 充電式(USBケーブル不要) |
取り付け可能場所 | シートポスト |
洗練されたデザインと個性的な点灯パターンが楽しめるモデルになります。
4種類の点灯模様(エックス・グリッド・スクエア・スカル)を選択することができ、8種類のライトパターンが楽しめます。
充電の際は充電ケーブル要らずで、完全防水なのも魅力的です。
価格は少々高めですが、オシャレなデザイン、機能性を求める方にはオススメです。
LEZYNE(レザイン)自転車 テールライト ZECTO ALERT DRIVE
重量 | 53グラム |
明るさ | 最大80ルーメン |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | 最大15.5時間 |
充電式or電池式 | USB充電式 |
取り付け可能場所 | シートポスト |
コンパクトなデザインでありながら、最大80ルーメンの明るさを誇り、最大15.5時間の使用が可能です。
加速度センサーが内蔵されており、ブレーキをかけると点滅して後方に減速を知らせる『オートブレーキライト機能』が備わっています。
複数人でのグループライドなどにオススメです。
装着位置ごとのおすすめテールライトはコレ!
最後に、個人的にオススメするテールライトを装着位置(シートポスト、シートステイ、サドルバッグ)ごとに紹介していきますので、是非、参考にしていただきたいと思います。
シートポストに装着するタイプでオススメは『CATEYE ORB SL-LD160-R』!
シートポストに装着するタイプのテールライトで、個人的にオススメしたいのは『キャットアイ ORB SL-LD160-R』です。
シンプルでスタイリッシュな見た目に惹かれて購入したわけですが、使い勝手、電池の持ちが素晴らしく、購入して大正解でした。
重量 | 26g(電池重量含む) |
明るさ | |
防水レベル | IPX4 |
連続使用可能時間 | 点灯モード:約50時間、ラピッド点滅:約100時間、スロー点滅:約100時間 |
充電式or電池式 | 電池式(USB充電式タイプもあり) |
取り付け可能場所 | シートポスト |
重量は電池込みで驚異の26g
電池はコイン電池を使用していますが、電池重量込みでこの重さはかなり軽量な部類に入るかと思います。
ちなみに、同モデルでUSB充電式タイプも販売されていますが、充電式タイプの方はメーカーカタログ値によると25gとのことです。
重量的には両者ほぼ同じということですね。
かなり明るく、視認性抜群!
コンパクトな見た目ですが、近距離では正面から直視できないくらい明るいです。
キャットアイのHPには明るさの数値は記載されていませんでしたが、他サイトによると10ルーメンくらいとのことでした。
このテールライト一つあれば街灯がない暗闇でも安心できますが、可能であれば2灯体制にして、片方点灯、もう片方を点滅にして使い分けると、後方車両に自己の存在をよりアピールできますのでオススメです。
防水レベルはIPX4
防水レベルはIPX4で、ライトの防水性能としては標準レベルといったところです。
何度か雨天で使用したことがありますが、今のところ問題ありません。
よほどの豪雨でもないかぎり、問題ない防水レベルだと思います。
連続使用可能時間は点灯モードで約50時間!
電池の持ち具合は素晴らしいです。
滅多に使用しないという方であれば、一年以上、電池交換の必要はありません。
毎日、通勤や通学で一時間の使用を想定した場合、50日間も電池交換をせずに済むわけですから、コストパフォーマンスとしてはかなり優秀です。
使用頻度が高いという方は、これから紹介する充電式タイプがオススメです。
電池式タイプの他にUSB充電式タイプもある
私が購入したモデルはコイン電池(CR2032×2)を使用する電池式タイプになりますが、USBで充電可能なUSB充電式タイプもあります。
フル充電まで約3.5時間、連続使用可能時間は『点灯モード:約2.5時間、点滅モード:約5時間、ラピッドモード:約5時間』となっています。
電池式タイプと比較すると、連続使用可能時間の面では劣りますが、長い目で見た時に電池代が掛からないためお得ですね。
取り付け・取り外しが簡単
工具不要で脱着が可能となっており、ものの数秒あれば脱着することができるため、とても使い勝手が良いです。
取り付けはラバー製のベルトをシートポストに巻き付けて留めるだけで完了です。
ベルトがラバー製で伸縮性があるため、エアロ形状のシートポストにも装着可能です。
ベルトの長さは約11㎝↓ですが、伸縮性があるのでさらに2㎝くらい伸びます。
シートポストがよほど特殊な形状でなければ問題なく装着可能です。
まとめ
- 重量は驚異の約26g(充電式タイプは約25g)!
- 明るさ約10ルーメンながら、数値以上の明るさ!
- 防水レベルはIPX4で、通常レベルの雨であれば問題なし!
- 連続使用可能時間は点灯モードで約50時間(充電式タイプは、点灯モード:約2.5時間、点滅モード:約5時間、ラピッドモード:約5時間)!
- 好みに合わせて電池式タイプ、充電式タイプを選択可能!
- 脱着に工具は一切不要で、数秒で脱着完了!
興味がある方は是非お試しください!
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シートステイ・サドルバッグに装着するタイプでオススメは『KNOG PLUS REAR』!
以前、使用していたキャットアイのテールライトが走行中に落下して紛失してしまったため、新しいテールライトを購入したわけですが、そのライトが素晴らしかったので紹介します。
そのライトは、ズバリ『KNOG PLUS REAR』というテールライトで、シートポスト、シートステイ、サドルバッグに装着可能なタイプになります。
重量 | 約12g |
明るさ | 最大20ルーメン |
防水レベル | |
連続使用可能時間 | ステディモード:2時間、ストロボモード:8.5時間、パルスモード:4.5時間、ファンシーフラッシュモード:10時間、エコフラッシュモード:40時間 |
充電式or電池式 | USB充電式タイプ(直接差し込みタイプ、ケーブル不要) |
取り付け可能場所 | シートポスト(最大32mm)シートステイ、サドルバッグ |
重量は僅か12g
重量は僅か12gで、先ほど紹介した『CATEYE ORB SL-LD160-R』よりもさらに軽量です。
手持ちの計りでは軽すぎて測定不能でした・・・
軽量タイプのテールライトを探している方にオススメです。
最大20ルーメンの明るさで、視認性抜群
先ほど紹介した『CATEYE ORB SL-LD160-R』は光が直線的に放たれるイメージですが、『KNOG PLUS REAR』
は電気ストーブの蛍光灯のようにジンワリとした温かい光というイメージです。
どちらも明るいですが、ライトの光る面積はKNOGの方が大きいので、近くで見るとかなり目立ちます。
反対に、CATEYEは光が強く放たれるため、かなり離れた後方まで光が届きやすいイメージです。
明るさとしては両者とも申し分ないですね。
ちなみに、形状や重量が全く同じ『KNOG PLUS FRONT』というフロント用ライト↓も販売されています。
『KNOG PLUS REAR』と唯一異なる点は、明るさが最大40ルーメンだということです。
こちらは、フロントフォークやハンドルに取り付けたり、夜間のアウトドア全般で活躍しそうです。
アウトドア好きなら、持っておくと大変便利かもしれません。
必要にして十分な防水レベル
KNOGの公式HPには記載されていませんが、Amazonサイトによると『WATER RESISTANT(生活防水)』という記載があります。
何度か雨天で使用したことがありますが、今も問題なく使えていますので、ある程度の防水性能(IPX4くらい)はあるかと思います。
ただし、長時間の雨天走行の場合、USBの差し込み部分の保護形状からして、水が侵入してくる恐れがありますので、控えた方が無難だと思います。
連続使用可能時間は最長約40時間
一回の充電時間は約4時間、1種類の点灯モード(ステディモード:2時間)と4種類の点滅モード(ストロボモード: 8.5時間、パルスモード:4.5時間、ファンシーフラッシュモード:10時間、エコフラッシュモード:40時間)が楽しめて、連続使用可能時間は最大約40時間です。
点灯モードでの使用時間は約2時間ですので、2時間以上の夜間ライドの場合は予備灯が必要ですが、点滅ライトとしては最大約40時間使用可能ですので、サブライトとしての使用が望ましいかもしれません。
ケーブル要らずのUSB充電式タイプ
充電式タイプのライトの多くはUSBケーブルに繋いで充電するタイプが一般的ですが、『KNOG PLUS REAR』はUSB電源アダプターに直接差し込んで充電するタイプになります。
そのためUSBコードは不要ですが、出先で充電する場合はUSB電源アダプターが必要になります。
もちろん、パソコンのUSB差込口に差し込んで充電することも可能です。
さすが、デザインメーカーから生まれたメーカーなだけあり、充電方法一つとってもオシャレですね。
取り付け場所を選ばない
『KNOG PLUS REAR』は、取り付け場所を選ばない万能型テールライトです。
↑のように、シートポスト、シートステイ、サドルバッグなど、幅広い場所に装着することができるほか、バックパックや物によってはヘルメットなどにも装着可能です。
また、自転車以外にもウォーキングやランニングなどの用途にも使用することができます。
取り付けマウントを外すと、↓のようにクリップ型ライトに早変わりします。
シャツやパンツ、ベルトなどに挟んで使用すれば、夜間のアウトドアやランニングなどに便利です。
まとめ
- 重量僅か12gの超軽量ライト!
- 最大20ルーメンの明るさと計5種類の点灯・点滅パターン!
- 少々の雨であれば問題ない防水レベル!
- 連続使用可能時間は最大約40時間!
- USBケーブル不要のUSB充電式タイプ!
- 幅広い場所に取り付け可能、自転車以外でも使用可能な万能型テールライト!
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まとめ
ロードバイク向けのおすすめテールライトを紹介していきました。
長距離を走るロードバイク乗りにとって、テールライトは身を守る必須アイテムと言っても過言ではありません。
また、テールライトと一言で言っても、様々な種類のタイプがあります。
テールライト選びの際は、是非、本記事を参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>