ロードバイクのメーカーは星の数ほどあるともいわれています。
これからロードバイクを始める初心者の方であれば、まずはどんなメーカーが存在するのかを知りたいですよね。
そこでこの記事では、日本で比較的取り扱いが多いロードバイクの主要メーカーについて紹介していきますので、ロードバイク選びの参考にしていただければと思います。
Contents
ロードバイクの主要メーカーを国ごとに紹介!
個人的に有名だと思う自転車メーカーを挙げてみました。
もちろん、以下で紹介する以外にも自転車メーカーは多数ありますので、一例として参考にしていただければと思います。
ヨーロッパ(イタリア)編
まずは、イタリア編です。
Bianchi(ビアンキ)
メーカー特徴
世界最古の自転車メーカーとして知られており、格式と伝統を兼ね揃えた由緒あるメーカーでありながら、初心者向けのモデルにも力を入れているのが特徴です。
また、『チェレステカラー』と呼ばれる特徴的なエメラルドグリーン色は、Bianchiの代名詞として有名です。
こんな人にオススメ
- チェレステカラーが好き
- コストパフォーマンスに優れた車体を購入したい
アルミフレームの性能にも定評がありながらこの価格は、コストパフォーマンスに優れているといえます。
COLNAGO(コルナゴ)
メーカー特徴
COLNAGOはBianchi同様、イタリアの格式と伝統を兼ね揃えたメーカーで、高級感溢れる洗練されたデザインが特徴的ですが、コストパフォーマンスの面では他社に軍配が上がる印象です。
こんな人にオススメ
- 高級感を体感してみたい
COLNAGOが販売しているC-RS(税込 240,900円)(2021年当時)は、入門向けとして位置付けられたカーボンバイクになりますが、上位モデルの血筋を受け継いだバイクとして人気です。
COLNAGOのラインナップの中では入門向けに位置する車体ですが、他社の入門向けバイクにはない高級感を体感するという意味ではオススメかもしれません。
PINARELLO(ピナレロ)
メーカー特徴
PINARELLOは、高級バッグでお馴染みの『ルイ・ヴィトン』を傘下に持つ『LVMH』の傘下企業になります。
『LVMH』は、ファッションブランド・ジュエリー・化粧品などを扱う企業を多く傘下にしていることから、『PINARELLO』=オシャレなロードバイクという印象が強いです。
また、左右非対称のフレームを手掛けるメーカーとしても有名です。
こんな人にオススメ
- オシャレなロードバイクに乗りたい
- 奇抜なデザインに憧れる
PINARELLOは、左右のペダリング効率を図るため、フレーム形状が左右非対称(アシンメトリック)という独特なフレームを開発していることで有名です。
安易に奇抜なデザインを追求した結果として生まれたものではありませんが、そういった珍しい形状のフレームに乗りたいという方にはオススメかもしれません。
DE ROSA(デローザ)
メーカー特徴
DE ROSAについても、Bianchi、PINARELLO、COLNAGOと並んで、イタリアの老舗自転車メーカーになります。
イタリアのメーカーはどのブランドもオシャレですが、DE ROSAについても同様です。
特に、ハートマークの可愛らしいロゴはDE ROSAのシンボルともいえます。
こんな人にオススメ
- オシャレなロードバイクに乗りたい
- ハンドメイドの美しさを味わいたい
DE ROSAが手掛けるバイクの多くは、大量生産化が進む現代においても、ハンドメイドが主流になっています。
そのため決して安くはありませんが、ハンドメイドの美しい質感を体感してみたいという方にオススメです。
KUOTA(クォータ)
メーカー特徴
KUOTAは、1992年にフロントフォークの製造会社として誕生したイタリアの新興メーカーです。
現在の主流であるカーボンフォークの生産に一早く着手し、その後、カーボンフレームの製造を開始しました。
KUOTAが手掛けるフレームは、過去にツールでも使用されており、ハイクオリティーなフレームを手掛けることで知られています。
こんな人にオススメ
- 優れたカーボンフレームに乗りたい
KUOTAは、自転車メーカーとしては新興ブランドになりますが、ことカーボンフレームの製造についてみれば、他の老舗メーカーよりも長い製造実績を誇ります。
特に、入門向けカーボンバイクであるKUOTA KOBALT(228,000円)(2021年当時)は、癖のない乗り味が人気となっており、ロングライドに最適なモデルといえます。
GIOS(ジオス)
メーカー特徴
GIOSは、1948年に設立したイタリアの自転車メーカーで、細身の華奢なフレームが特徴的です。
ロードバイク以外にもクロスバイクなどの街乗り向け自転車も販売されており、幅広いユーザーにオススメできるメーカーといえます。
また、『ジオスブルー』で親しまれる鮮やかなブルーが特徴的なメーカーです。
こんな人にオススメ
- 美しい細身フレームに乗りたい
GIOSの代名詞ともいえる細身のフレームは自転車乗りの憧れです。
GIOSの入門向けバイクであるAIRONE(税込み 140,800円)(2021年当時)は、クロモリならではの柔らかい乗り心地を楽しむことができ、ロングライドに最適なモデルといえます。
Wilier(ウィリエール)
メーカー特徴
Wilierは、1906年に設立したイタリアの老舗自転車メーカーの一つになります。
Wilierについても他のイタリアブランドと同様、見た目の美しさに定評がありますが、派手さのない落ち着いた色調が特徴的で、オシャレなロゴマークが洗練されたデザインを引き立てるアクセントになっています。
こんな人にオススメ
- オシャレでありながら、人と被りたくない
Wilierは決してマイナーブランドではありませんが、日本ではあまり見かけないメーカーといえます。
見た目の美しさ、他人と被らない独自性を追求する方にはオススメです。
ヨーロッパ(フランス)編
続いて、フランス編です。
TIME(タイム)
メーカー特徴
TIMEは、1987年にフランスで創業を開始したメーカーで、数ある自転車ブランドの中では比較的新しいメーカーという位置付けになります。
創業当初はビンディングペダルの製造がメインでしたが、その後、カーボンフレームの製造に着手してからは、RTM工法というTIME独自のフレーム製法を確立したことでも知られています。
こんな人にオススメ
- 高級メーカーに憧れがある
- バリバリレースに出場したい
TIMEはイタリアのBianchやCOLNAGOなどと並び、フランスの高級自転車メーカーとして知られています。
残念ながら入門向けバイクの販売はしていないため、最初の一台目として購入するような自転車ではありません。
レースでそれなりの実績を残せる人が乗るメーカーといえます。
LOOK(ルック)
メーカー特徴
1951年に設立した当初は、スキーのビンディングなどをメインに手掛ける会社として成長し、その後、TIME同様、ビンディングペダルやカーボンフレームの製造を手掛けるようになりました。
TIME同様、自転車フレームやパーツの製造に着手した時期は他社と比較的して遅いため、自転車メーカーとしての歴史は浅いですが、TIME同様、高級自転車メーカーとして一目置かれる存在になっています。
こんな人にオススメ
- 高性能なカーボンフレームに乗りたい
LOOKはクロモリやアルミフレームは一切製造していないため、入門向けバイクの製造はありませんが、高い技術力に裏付けされた高品質なカーボンフレームは、過去の有名なレースで数々の賞を獲得しています。
2台目以降のレース向けフレームの購入を検討されている方にオススメのメーカーです。
LAPIERRE(ラピエール)
メーカー特徴
LAPIERREは、1946年に創業を開始しましたが、創業当初はマウンテンバイクの製造がメインで、その後、ロードバイクの製造を手掛けるようになり、現在ではUCIワールドツアーに参加するFDJにも機材を供給している一流メーカーとなっています。
こんな人にオススメ
- LOOKやTIMEには手が届かないけど、格式ある高級メーカーに乗ってみたい
LAPIERREのロードバイクは、入門向けバイクからハイクラスモデルまで幅広く存在し、幅広いユーザーにオススメできる庶民向けメーカーという側面を持ちながら、一方ではLOOKやTIMEに負けず劣らずの伝統ある格式を兼ね揃えたメーカーとしても知られています。
リーズナブルな価格で、高級ブランドの格式を味わいたいという方にオススメのメーカーです。
ヨーロッパ(ドイツ)編
続いて、ドイツ編です。
FOCUS(フォーカス)
メーカー特徴
FOCUSは、1992年にシクロクロスチャンピオンが設立したドイツのメーカーで、ロングライド向けのエンデュランスモデルや悪路向けのグラベルロード、レース向けバイクなど、様々なコンセプトのロードバイクを手掛けていることで有名です。
こんな人にオススメ
- レースで勝ちたい人
FOCUSのブランドコンセプトは、『レースの世界で勝つことができる自転車を開発する。』となっており、レース向けバイクの開発に力を入れているメーカーです。
レース向けバイクを探しているという方にオススメのメーカーといえます。
CANYON(キャニオン)
メーカー特徴
CANYONは1985年にドイツで創業を開始した自転車メーカーです。
創業当初は自転車パーツの販売がメインで、2000年代初頭に本格的にフレームの開発をスタートさせ、2002年に会社として設立しました。
ブランドの歴史は浅いですが、既に数々のレースで実績を残している実力あるメーカーです。
こんな人にオススメ
- とにかくコストパフォーマンスを重視したい
CANYON製の自転車は、自社サイトでの直売しか行っていません。
そのため、実店舗で直接自転車に触れて購入することはできませんが、その分、仲介手数料などが掛からないため、10万円台前半の車体でコンポにSHIMANO105を採用しているなど、ヨーロッパの他社ブランドと比較して安く購入することができます。
さらに、購入後のアフターサービスにも力を入れており、購入後のトラブルにも対応しているため、安心して購入できそうです。
ヨーロッパ(スイス)編
続いて、スイス編です。
SCOTT(スコット)
メーカー特徴
SCOTTは、1958年にスキーのストックを製造する会社として創業を開始し、その後、フルサスペンションマウンテンバイクや世界初となるエアロ・ロード・ハンドルバーの製造など、自転車業界にもその名が知られるようになりました。
自転車業界での革新的な発明で名を馳せたSCOTTですが、現在の主力商品は以前と変わらずスキー用品となっています。
こんな人にオススメ
- とにかく軽量なカーボンバイクに乗りたい
SCOTTは『ハイクオリティーで軽量なカーボンフレーム』の製造に長けていることで知られており、2001年には、当時世界最軽量である1㎏以下のカーボンフレームを開発したことでも有名です。
ハイクオリティーな軽量カーボンを求めるなら、選択肢に入れたいメーカーですね。
BMC(ビーエムシー)
メーカー特徴
BMCは1986年に設立した新興メーカーですが、UCIプロチームに所属する『BMCレーシング』を運営するなど、レース志向バイクの製造に長けたメーカーになります。
また、ISCと呼ばれる、シートステーをトップチューブとの接合部より下に繋げる手法は、BMCの代名詞ともいわれています。
こんな人にオススメ
- ハイクオリティーで、他人と被らない自転車が欲しい
- レーシング向けの自転車が欲しい
BMCは、実店舗で実車が置かれていることが少ない印象です。
そのため、スポーツバイク初心者の方の購入候補に挙がることが少ないため、日本では街中で見かけることが少ない印象です。
日本ではマイナーな存在かもしれませんが、レースでの実績は十分なので、レーシング向けバイクの購入を検討されている方にオススメです。
ヨーロッパ(ベルギー)編
続いて、ベルギー編です。
RIDLEY(リドレー)
メーカー特徴
リドレーは1990年に創業を開始したベルギーの自転車メーカーになります。
現在はロードバイクのメーカーとして定着していますが、設立当初は主にフレーム塗装や組み立てなどを請け負いながら自社製品の開発に努め、ロードバイクよりも先にシクロクロスの開発に着手したことで知られています。
シクロクロスの世界大会では何度も優勝しており、シクロクロス界では実績十分です。
こんな人にオススメ
- 丈夫なバイクが欲しい
リドレーが誕生したベルギーは荒れた路面や砂地が多くあることから、ロードバイクに先駆けて悪路走行に向いたシクロクロスの開発をスタートさせた経緯があります。
そのため、リドレーのロードバイクは、そのような過酷な状況下でも故障せずに速く走れるように開発されていることから、グラベルロードや丈夫で乗り心地が良いバイクを求めるユーザーに向いているといえます。
ヨーロッパ(スペイン)編
続いて、スペイン編です。
ORBEA(オルベア)
メーカー特徴
ORBEAは1840年にライフル銃の製造を手掛ける会社として設立し、1930年代に自転車の製造をスタートさせた老舗メーカーになります。
現在ではスペイン最大の自転車メーカーとして成長し、現在においても設計から製造に至る多くの工程をスペイン本国で行っており、入門向けアルミバイクからレーシング向けバイクまで、幅広い自転車を手掛けています。
こんな人にオススメ
- 乗り心地を追求したい
- 他人と被りたくない
ORBEAの自転車に乗った人が口をそろえて言うことは、『快適な乗り心地』『ハンドリングの良さ』についてです。
特にダウンヒル時のハンドリングが安定しており、素直な乗り味が楽しめると評判です。
また、ORBEAについても日本では街中で見かけることがほとんどないため、他人と差別化を図りたいという方にオススメのメーカーといえます。
北アメリカ(アメリカ)編
続いて、アメリカ編です。
TREK(トレック)
メーカー特徴
TREKは1976年にアメリカで設立したメーカーで、設立当初はハンドメイドでのスチールバイクの製造がメインでした。
現在では、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなどのほか、様々な自転車向けアクセサリーを手掛ける自転車総合メーカーとなっています。
こんな人にオススメ
- 頑丈な自転車が欲しい
- 充実のアフターサポートが欲しい
TREKは乗り手の安全を第一に考えるメーカーで、国が定めた安全基準よりも厳しい基準を課して、丈夫な自転車を手掛けていることで知られています。
また、アフターサポートが充実していることでも知られており、購入後、万が一自転車にトラブルがあった時も安心です。
Cannondale(キャノンデール)
メーカー特徴
Cannondaleは1971年にアメリカで創業をスタートさせたメーカーで、フルサスペンションを搭載したマウンテンバイクの製造により、マウンテンバイクの全盛期を支えてきました。
Cannondaleでは、現在、フレームの生産を台湾に委託しているため、自社工場での製造は行っていませんが、Cannondaleの技術を継承したハイクオリティーなフレームは現在でも健在です。
こんな人にオススメ
- ハイクオリティーなアルミフレームに乗りたい
Cannondaleといえば、カーボンキラーの異名を持つハイクオリティーなアルミフレームを手掛けることで有名で、2010年には、当時世界最軽量のアルミフレームを搭載したCAAD10が登場しました。
カーボンフレームは高価で手が出ないという方にオススメのメーカーです。
SPECIALIZED(スペシャライズド)
メーカー特徴
SPECIALIZEDは、1974年にアメリカで設立した自転車メーカーで、日本でも取り扱いが多く、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイク、その他自転車向けアクセサリーなどを幅広く取り扱う自転車総合メーカーになります。
こんな人にオススメ
- スポーツバイク初心者の方
- ハイクオリティーなカーボンフレームに乗りたい
SPECIALIZEDは取り扱い車種が豊富なことから、幅広いフィールドで活躍できる自転車が取り揃えられています。
スポーツバイク初心者の方でも、必ず自身に合う自転車が見つかること間違いなしです。
さらに、レーシング向けロードバイクには、SPECIALIZEDの代名詞ともいえるエアロ形状のカーボンフレームが採用されており、優れた空力性能でレースでは抜群の強さを発揮するのも魅力です。
FELT(フェルト)
メーカー特徴
FELTは1991年にアメリカで創業を開始した自転車メーカーです。
ネット上では、FELTはドイツブランドだと紹介されていることが多いですが、創業者のジム・フェルトはアメリカ人であり、アメリカ・カリフォルニアで創業をスタートさせ、その後、ヨーロッパの拠点がドイツにできています。
こんな人にオススメ
- 様々なシーンの中から、自分に合ったバイクを選びたい
FELTは、入門向けのアルミバイクやクロスバイク、レーシング向けのカーボンバイクに至るまで、幅広いラインナップを展開しています。
オンロードをオールラウンドに楽しめるFRシリーズ、ロングライド向けのVRシリーズ、オフロード系のCXシリーズなど、様々なシーンに合ったバイクが展開されているため、理想の一台と出会えるはずです。
GT(ジーティー)
メーカー特徴
GTは1979年にアメリカで設立した自転車メーカーです。
GTはBMXやマウンテンバイクに精通したメーカーで、悪路での走破性や快適性に定評があり、ロードバイクにもその技術が惜しむことなく使われています。
こんな人にオススメ
- グラベルロードが欲しい
GTが製造・販売するロードバイクは、悪路走行がメインのGRADEと呼ばれるグラベルロードとオンロード走行がメインのGT Roadと呼ばれるロードバイクが展開されており、オンロード向けのGT Roadには28Cというロードバイクには太めのタイヤが付いています。
そのため、悪路走行向けのロードバイクが欲しい方にオススメのメーカーといえます。
JAMIS(ジェイミス)
メーカー特徴
JAMISは1979年にアメリカで設立した自転車メーカーで、元々はビーチクルーザーと呼ばれるサーファー向けの自転車の製造・販売が始まりで、その後、マウンテンバイクの製造・販売へとシフトしていきました。
こんな人にオススメ
- 入門向けロードバイクの購入を考えている
JAMISは、マウンテンバイクの製造・販売がメインであったこともあり、ロードバイクの影は薄いですが、安価で質の高いロードバイクを手掛けるメーカーとして、近年注目を集めています。
質の高い自転車がリーズナブルな価格で販売されているため、入門向けロードバイクの購入を検討されている方に最適なメーカーといえます。
北アメリカ(カナダ)編
続いて、カナダ編です。
Cervelo(サーヴェロ)
メーカー特徴
Cerveloは1995年にカナダで設立したメーカーで、ロードバイクやトライアスロンバイクのフレームを手掛けています。
過去には、UCIプロチームのディメンションデータやチーム・サンウェブ(現チームDSM)などに機材提供を行っており、新興メーカーでありながら実績は折り紙付きです。
こんな人にオススメ
- とにかくスピードを求めたい
Cerveloは、トライアスロンバイクの開発を他社に先駆けて行ったことでも知られており、コンマ1秒を争そうレーサーにオススメのメーカーといえます。
そのため、トライアスロン会場などではCerveloのバイクをよく見かけます。
アジア(日本)編
続いて、日本編です。
ANCHOR(アンカー)
メーカー特徴
ANCHORは、タイヤメーカーでお馴染みのブリジストンから、1949年に独立したブリジストンサイクルが製造・販売を手掛けるブランドになります。
日本国内の自転車チームである『チーム・ブリヂストン・サイクリング』の運営も行っており、同チームの選手から積極的なフィードバックを行い、マシン開発に役立てています。
こんな人にオススメ
- 見た目よりも性能を重視したい
- 体にフィットした自転車に乗りたい
ANCHORのロードバイクは、ヨーロッパブランドのような見た目の派手さはありませんが、日本のメーカーらしく、真面目で丁寧な作りが定評です。
また、日本人の体形に合ったジオメトリーを追求しているため、ヨーロッパやアメリカなどの他社ブランドと比較すると、より体にフィットしたバイクを選択することができます。
アジア(台湾)編
最後は、台湾編です。
GIANT(ジャイアント)
メーカー特徴
GIANTは1972年に台湾で設立し、現在では世界最大の自転車メーカーへと成長しています。
台湾は世界の自転車工場ともいわれており、数多くのヨーロッパブランドのフレームが台湾で委託生産されています。
こんな人にオススメ
- スポーツバイク初心者の方
- コストパフォーマンスを重視したい
GIANTは実店舗での取り扱いが多く、入門向けの安価な車体を多数取り揃えているため、スポーツバイク初心者の方にオススメのメーカーといえます。
特に、クロスバイクのESCAPEシリーズは気軽に乗れるスポーツバイクとして、初心者に人気となっています。
MERIDA(メリダ)
メーカー特徴
MERIDAについても台湾の自転車メーカーで、GIANT同様、海外ブランドのフレームの受注生産によって成長したメーカーになります。
そのため、フレーム生産の技術は世界トップクラスで、現在では、海外のプロチームに機材提供も行っています。
こんな人にオススメ
- スポーツバイク初心者の方
- コストパフォーマンスを重視したい
GIANT同様、スポーツバイク初心者の方やコストパフォーマンスを重視したい方にオススメのメーカーです。
10万円台で購入可能な車体が多く、スポーツバイクの実店舗でも実車を多く見かけるメーカーですので、購入しやすいかと思います。
まとめ
ロードバイクの主要メーカーで、日本でも比較的取り扱いの多いメーカーを中心に紹介していきました。
この記事で紹介したメーカーはあくまで一例ですので、他にも実績豊富な有名メーカーはたくさん存在します。
ほんの一部の紹介でしたが、ロードバイクの購入に役立てていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>