ロングライドのリスクマネジメント術!不測の事態への備えを万全に!

 

ロードバイクに慣れてくると、走れる距離がどんどん伸びてきます。

 

必然的に100㎞、200㎞という距離に挑戦してみたくなると思いますが、必ずしも成功するとは限りません。

 

距離が長くなればアクシデントに見舞われる確率も当然高くなりますので、不測の事態に備えたリスクマネジメントが必要になります。

 

そこでこの記事では、私の過去のロングライド経験を元に、ロングライド中の不測の事態に備えて、リスクマネジメント術について紹介していきます。

【実体験】ロングライドでは万が一に備えたリスクマネジメントが大切

 

自転車のロングライドでは、必ずしも完走できる保証はありませんので、万が一に備えたリスクマネジメントが非常に大切です。

 

以下は、私が実際にロングライドを行った時に感じた実体験をベースに、リスクマネジメント術について紹介しています。

補給ポイントが多いルートを選ぶ

ロングライド初心者の頃は、エネルギー補給のタイミングがなかなか掴めないですよね。

 

補給食については常に携帯しておくことが基本ですが、万が一切らしてしまったり、補給ポイントがなかなか見つからないなどの事態に備えて、あらかじめ補給ポイントが多いルートを選択しておくと安心です。

 

都市部は補給ポイントが多いですが、田舎ではスーパーや飲食店はおろか、コンビニですらなかなか見つかりません。

 

以前、ロングライドを行った時のことですが、途中で水分が足りなくなって、脱水症状を引き起こして、かなり危ない状況に陥ったことがありました。

 

その時は夏場で大量の汗をかくような状況だったので、冷静になって振り返ってみると怖いですよね。

 

一歩間違えれば命に係わる事態になりますので、慣れないうちは補給ポイントが多い都市部近郊のルートが安心ですね。

 

田舎ルートがメインの場合は通過するルート上に、『飲食店やコンビニなどが何件くらいあるのか。』『補給ポイントがおおよそどの辺りにあるのか。』などを予め把握しておくと安心です。

鉄道沿線ルートを選ぶ

鉄道沿線を中心にルートを選択しておくと、機材トラブルや体調不良などで走行不能に陥った場合に、輪行がしやすいというメリットがあります。

 

ロングライドを行う場合は、初心者やベテランに限らず、不測の事態で走行不能に陥った時のことを常に想定しておく必要があります。

 

ロングライド中に、機材トラブルや体調不良、天候の急変など、予期せぬ事態が起きたらどうしますか?

 

トラブルが起きた際に、『周囲を見渡しても何もない。』『付近にバスや鉄道も通っていない。』なんてことになったら地獄ですよね。

 

特にロングライド慣れしていない初心者のうちは、不測の事態に備えて鉄道沿線ルートを選択しておくと安心です。

迷いやすい道は極力避ける

土地勘のないルートを走る場合は、できる限りわかりやすいルートを選択することが大切です。

 

基本的に国道をメインにルートを設定しておけば、定期的に青看板が出てきますので、看板の指示に従って、目的地の方向へ走っていれば迷いようがありません。

 

反対に、細かい路地が連続するような裏道を通るのはあまりオススメしません。

 

理由は、道を間違えるリスクが高くなることはもちろんですが、頻繁にスマホでルートを確認しなければならず、スマホの電池を無駄に消費してしまうほか、ルート確認に思いのほか時間を消費してしまうというデメリットがあるからです。

 

また、バイパスが連続するようなルートでは、『自転車通行可』の標識がなければ通行できませんので、場合によっては迂回路の選定が必要になります。

 

このように複雑なルートを選択してしまうと、余計な神経を使いながら走ることになり、肉体的な疲労の他に頭の疲労も蓄積してしまうので、走ることに集中できません。

 

よって、ロングライドでは走ることに集中できるように、極力わかりやすいルートを選択することをオススメします。

 

高価なアイテムになりますが、GPS機能付きのサイコンがあるとナビとして使用できますので、余裕があれば導入したいアイテムです。

まとめ

ロングライドにおけるリスクマネジメント術について、少しではありますが紹介していきました。

 

ロングライドでは常に最悪の事態を想定して、本当にそういった事態が起きてしまった時にどうするのかを頭の中でシュミレーションしておくと、自ずとリスクマネジメント術が身に付きます。

 

初めは誰でも初心者ですので、徐々に知識と経験を付けていきましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!